- 団体についてお聞かせください(お答えをいただく主となる団体)。
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NPO法人
- これまでの活動でがんに影響を受ける人とのあいだに何らかの関わりはあったと考えますか。
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おおいにあった - 上でお答えの理由やエピソードなどお聞かせください。※自由記載
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がん患者・家族と同じ立場で相談支援にあたる「がんのピアサポーター」を養成し、地域に根ざしたピアサポート活動に取り組んできた。
名古屋市が開設した「名古屋市がん相談・情報サロン ピアネット」を名古屋市と協働で運営し、ミーネットが実施する約1年間の「がんのピアサポーター養成講座」を修了したピアサポーターが、利用者の相談対応にあたっている。
また、がん診療連携拠点病院内でのピアサポートは、2024年7月現在、愛知県内の27病院で定期的に実施され、病院ボランティアの新しいかたちとして地域に根付きつつある。
- これまでの活動でがんに影響を受ける人とのあいだに何らかの困りごとはあったと考えますか。
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まあまああった
- 上でお答えの理由やエピソードなどお聞かせください。※自由記載
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ささやかな患者会を発足したが会の規模が大きくなりだすと、グループでの意見交換に色々と問題が生じてきた。
例えば、サプリメントなどの科学的根拠のない代替療法の推奨。事療法についての偏向的な意見、押し付け。治療法の賛否を論じる。医療機関や医師批判。意見の対立、心ない言葉など。
- これまでの活動で、がんに影響を受ける人への配慮や取り組みはあったと考えますか。
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おおいにあった
- 上でお答えの理由やエピソードなどお聞かせください。※自由記載
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患者と家族、お互いががんを正しく知り情報を共有すること。患者本人が「どうしたいのか」を大切に考えること。支える 支えられるという関係ではなくともに「がん」と向き合い前に進むこと。そのために必要なことは「がんを正しく知る」ということが安全と安心につながる。
そこで、当法人独自のピアサポーターの心得15か条を作成し、がんに影響を受ける人への配慮事項などをまとめた。
- がんに影響を受ける人が、人との交流・趣味・ボランティア・仕事などをするときに、地域の場で何らかのサポートを受けることができると考えますか。
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- 上でお答えの理由やエピソードなどお聞かせください。※自由記載
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仕事については、社会保険労務士への相談や、長期療養者就職支援事業(がん患者等就職支援対策事業)を活用した、雇用や就職など。
交流・趣味・ボランティアなどは、ピアサポート活動など。
- これまでの活動に関連して、がんに影響を受ける人が行う趣味の活動や人との交流、ボランティア、就労などにおいて、何らかのサポートなどできることがあると考えますか。
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- 上でお答えの理由やエピソードなどお聞かせください。※自由記載
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①がんのピアサポート活動。がんを体験した人のために役立てることができ、がん体験者のやりがい、生きがい支援ともなる。
②次世代を担う、子どもへの「がんの授業」外部講師をがん体験者を対象に養成する。
- これまでの活動で、がんに影響を受ける人について、考えたり、直面したりしていることなど、考えやエピソードを自由にお聞かせください。※自由記載
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対面での交流を大切にしてきたが、SNSの発達でがん体験者同士が地域を超えて自由に集える時代になった。また、医学の進歩に支えられ、「がんになっても働こう」という時代ともなり、国のがん対策で推進されている「がん診療連携拠点病院」でピアサポーターが活動することは継続性の面で今後難しくなると思う。